50代の皆さん、新しい趣味をお探しですか？
活動的でありつつも癒しを求めている方、日本の伝統や歴史に関心がある方におすすめしたいのが「御朱印集め」です。
子育てが一段落し、少し時間ができた今、新たな活動を始めるのにぴったりかもしれません。
御朱印集めは、寺社を訪れることでリラックスした時間を得ながら、日本の美しい伝統に触れることができる趣味です。
この記事を読んで、「御朱印集めって何？」や「どうやって御朱印を集めるの？」という基本的な疑問が解決されるでしょう。
きっとあなたも地元の寺社を訪れてみたくなるはずです。
御朱印集めって何するの？
「御朱印巡り」とは、日本の伝統的な宗教的な活動で、参拝者が神社や寺院を訪れ、訪問記念として「御朱印」と呼ばれる特別なスタンプや記録を受け取ることです。
この御朱印には、訪問日や寺院・神社の名前、祭神や本尊が記載されており、参拝者は専用の帳面にこれを記入します。
場合によっては、寺社側であらかじめ用意された御朱印もあります。
御朱印集めは、訪れた場所の証としても意味があります。
この習慣の起源には諸説ありますが、一般には平安時代に貴族が寺社を巡礼し、「納経請取状」として受け取ったのが始まりだとされています。
近年、この習慣は若者や外国人観光客にも人気が広がっており、色鮮やかでおしゃれな御朱印帳が数多く登場しています。
また、御朱印巡り専用のツアーが開催されることもありますよ。
御朱印集がめおすすめな人
「御朱印巡り」の魅力とおすすめする理由をご紹介します！ 御朱印巡りは、気分をリフレッシュできる素晴らしい体験です。以下のような方に特におすすめします：
- 文化や歴史に興味がある方
- 癒しを求めている方
- コレクションが好きな方
- 散歩や旅行を楽しむ方
- 市街地を歩くのが好きな方
- 自分のペースで活動を楽しみたい方
御朱印巡りのメリット
- 日本の文化、歴史、伝統に深く触れる機会が増えます。
- 精神的な癒やしとリフレッシュが期待できます。
- 未知の地域や新しい知識に出会えるチャンスがあります。
- 寺社仏閣をめぐることで、自然と運動の機会ができます。
これらの理由から、御朱印巡りは多くの人におすすめできる趣味です。
御朱印集めに行く前に知っておきたい基本情報
御朱印集めにかかる費用は、一般的に一つあたり300円から500円ですが、特別なデザインのものは約1000円の場合もあります。
事前に書かれた御朱印（書置き御朱印）は通常300円から500円で提供され、直接御朱印帳に記入してもらう場合（直書き御朱印）は500円が一般的です。
御朱印を受け取る際には初穂料のほか、訪問先によって交通費などの追加費用がかかることもあります。
御朱印の種類には、書置き型と直書き型の二種類があります。
・書置き御朱印は、あらかじめ和紙に記されたり印刷されたもので、訪問日の日付をその場で記入し、後で自分の御朱印帳に貼る形式です。
・直書き御朱印は、御朱印帳に直接書入れまたは押印されたものです。
御朱印集めをもっと楽しむために
御朱印巡りをさらに楽しむ方法として、様々なテーマに基づいて神社や寺院を訪れると良いでしょう。
特に定められたルールはなく、好きな場所を訪れるだけでも十分楽しめますが、テーマを設けることで新たな発見があるかもしれません。
以下にいくつかの巡り方を提案しますので、参考にしてみてください。
ユニークなデザインの御朱印を集める
御朱印には書かれ方に個性があり、筆者によって特徴が異なります。
近年ではカラフルなデザインや切り絵、ポップアップ、刺繍、金箔を用いたものなど、多彩なバリエーションがあります。アート作品を鑑賞するような感覚で御朱印を集めてみるのも楽しいです。
霊場巡り
日本には古くから伝わる霊場巡りが存在し、それぞれの霊場を訪れて御朱印を集めることができます。代表的なものとしては、四国八十八箇所、西国三十三ヶ所、坂東三十三ヶ所、東北三十六不動などがあります。
地域別の神社・寺院巡り
特定の地域に焦点を当て、そのエリアの全ての寺院や神社を訪れる巡り方です。例えば、京都や鎌倉などの歴史的な場所を巡ることは、旅行と組み合わせるとさらに楽しめます。
御利益に特化した巡り
特定の願い事やテーマに基づいて、それに応じた神社や寺院を訪れる方法です。学業成就などの目的で寺社を巡るのもおすすめです。
これらの方法で御朱印巡りを行うことで、ただの旅の記録を超え、個人的なコレクションとしても価値あるものにすることができます。
御朱印集めするときの注意！
御朱印はすべての場所で御朱印を受け取れるわけではないため、訪れても御朱印を受け取れないことがあります。
特に、浄土真宗のお寺では、教義に基づき一般的に御朱印は授与されません。例として、京都の西本願寺や東本願寺、東京の築地本願寺があります。
ただし、一部の浄土真宗の寺院では参拝の記念として異なる方法で、御朱印とは別のものを提供していることもあるため、訪問前に公式サイトで情報を確認することをお勧めします。
また、小規模な神社では神主さんが複数の役割を担っており、授与所が設置されていない場合、御朱印を提供していないことが多いです。
さらに、受付時間に制限がある場所もあります。特に昼間に受付を行っていない場所もあるため、訪問前に時間を確認することが大切です。
御朱印集めに行くためのスタートガイド
これから御朱印集めを始めようと思っているあなたに、最適な方法でスタートするためのガイドをご紹介します。
寺社の選び方
最初に訪れる寺社を選ぶ際は、次のような場所がおすすめです。
- 地元の寺や神社
- 評判の良い有名な寺社
これらは初心者にも分かりやすく、入門には最適な場所です。
訪問時の準備
御朱印を受け取るためには、300円から500円の小銭を用意しておくと良いでしょう。
御朱印帳はオンラインショップや実店舗で事前に購入することもできますし、訪問先の社務所で買うことも可能です。
御朱印の受け取り方
寺社に到着したら、まずは礼拝を行います。
御朱印は参拝の証として重要であり、参拝をせずに御朱印だけを求めるのは避けましょう。
御朱印は「受付所」「社務所」「授与所」などで受け取ることができ、場所は寺社によって異なりますが、通常は案内板で確認できます。
御朱印帳への記入方法には、書置きタイプと直書きタイプがあります。書置きタイプの御朱印はその場で購入し、御朱印帳には貼り付ける形になります。直書きタイプの場合は、「お願いします」と伝えて御朱印帳を渡し、その場で書き入れてもらいます。
御朱印の費用
一般的に御朱印の料金は300円から500円ですが、特別なデザインの場合は1000円程度かかることもあります。金額は場所によって自由に設定されていることもあり、その場合は300円から500円が通常です。
まとめ
今回は、御朱印巡りについて詳しく解説しました。
御朱印巡りは手軽に始められる趣味であり、興味がある方は、ぜひ近くの寺社を訪れてみてください。
御朱印を頂いたあと、さらに近所を探索したりするのも楽しいですね。
きっと新しい発見があるはずです。
